趣味を持ちましょう

認知症防止のためにはどうしたらいいですか?とよく質問されます。

趣味をもってください、人と交流しましょう、答えています。多くの趣味のなかでも、これは間違いなく認知症の進行を防いでいると実感しているのは、読書です。

年をとってくると、視力の低下、集中力の低下により、本を読むのがおっくうになりますので、若いときから読書の習慣をもたれることがベストですが。

多くのお年寄りと知り合いになりましたが、僕がいままで最強の読書家とおもっている方が、98歳の女性のです。軽い脳梗塞で入院された時も、元気になってこられると、家族から数冊の本をとどけさせ、大きな天眼鏡でいつもよんでおられました。現在老人ホームにて療養中ですが、お部屋にいくと、相変わらず、しっかりと姿勢をただして、読書をしておられます。
「先生に勧められた、葉室麟さんを呼んでます」と記憶も確かです。最近、大勢の配役がでるテレビドラマなどは、人間関係を書いて確かめないと混乱してしまう私にとって、歴史小説をよみこなしているこの女性は目標のひとりです。

テレビをただつけて、一日中過ごしておられる方も多いようですが、見た内容をまとめて記録してみるといった、能動的な作業も大事ですね。

麦秋

麦秋
辞書によると、「麦秋とは、麦の穂がなり、収穫期を迎えた初夏の頃の季節のこと」とある。

病院の裏は田んぼ、目の前に耳納連山が迫る現在の地に開業したおかげで実感できる言葉です。

 このあと、麦が刈り取られ、耕され、焦茶色の大地が現れたと思うと、徐々に田んぼに水がはいり、一瞬ひんやりした空気を感じ、音も水に吸収されるのか、あたりが静かになる感じがします。

 あっという間に田植えが終わり、稲が育ってくると、緑に青々とし、風の通り道の稲が揺らぎ暑い夏になります。台風の洗礼をかわしたあと、稲穂が黄金の色に色づき、秋を迎えます。稲穂が刈り取られ耕された田んぼがまた、焦茶色になります。

 季節の変化を色や音や匂いで感じるようになったと感じています。田舎に住まないとわからなかった事で、すっかりその変化を楽しむようになっている自分に気がつきました。

体力維持に励んでいます。

外来で長い間患者さんをみていると、歩きが徐々に衰え老いがくるように感じます。友人の大学教授の話では、念に1%筋肉がおちてくるとのことです。
患者さんに、歩きなさい、身体を鍛えなさいといってばかりではいけないので、最近、北野町にある久留米市立のスポーツジムに通ってます。
きれいな図書館も併設されているので、借りた本をよみながら、自転車をこいだり、マシンで筋トレをやってます。
疲れた仕事おわりに行くのはちょっと大変ですが、がんばってます。